吹田事務所より、、、
フルカラー手ぬぐいについて、今回は印刷後の工程 ”蒸しと洗い”について、
動画も交えながら紹介します。
前回のプリントを生地にした後、それで終了ではないのです。
前回のですでに色も綺麗にでているように見えるかと思いますが、
生地への定着が不十分で、色落ちが激しいため、
定着させる工程必要です。それが蒸しの工程です。
蒸すと、染料にある反応基と綿の水酸基が反応を起こし、生地にしっかりと
定着されます。(もちろん色落ちしないわけではないです。)
動画の様に、生地が繋がった状態で、蒸し器に入っていき、高温で蒸され、機械の外に
出ていきます。
次に、洗いの工程に入りますが、まるで、コインランドリーにある業務用洗濯機です。
今回は小さめの機械を紹介しますが、量が多いときはもっと大きな機械で洗いをかけます。
この洗濯機ですが、家庭用の洗濯機と違い、冷たい水で洗わず、高温80度から90度で洗っていきます。
もちろん専用の洗剤も投入し洗って、そのあとすすぎ洗いもします。
この工程で、蒸しで定着しきれなかった余分な染料を落したりします。
このあと、生地を伸ばしながら乾燥させていき、カットし完成です。
いかがでしたでしょうか?染料でプリントするとこのように、様々な工程が入っていきます。
そうすることで、プリント部分が硬くならず、柔らかく仕上げることが出来るのです。
フルカラーのデザインでオリジナル手ぬぐいを作りたいとお考えでしたら、
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神野織物 辻