オリジナル手ぬぐいを製作する際にデザインや色はもちろんですが、まず、手ぬぐい製作に使用する生地を選ぶ必要があります。
ただ、生地を選ぶといっても日常生活で文生地や岡生地を使い分けているわけではないので選ぶのが難しいかと思います。それどころか「手ぬぐい」や「晒生地」と聞いてもどんなものか想像できない方のほうが多いのかもしれませんね。
今回は手ぬぐいをオリジナルで作る際の生地選びの基準(それぞれの生地の特徴)を簡単にご説明します。
製法のページにある程度の比較は記載しているのですが、生地幅はそれぞれ決まっています。
それに対して、長さは、手ぬぐいの生地はロール状の生地をカットするため、好きなサイズにカットできます。
例えば、一般的には90cmの長さになっていますが「剣道の面タオルに使うので100cmにする」とか「体育祭や学園祭で使用するために120cmにする」や 「布巾として使ったり小物を包むために45cmにする」など、お好きなサイズで製作することができます。
それぞれの生地の特徴は以下のとおりです。
・目が荒いくて比較的厚みがある「文(ぶん)生地」
・目が細かくてなめらかな質感の「岡(おか)生地」
・文生地よりも1cm幅広の「特文(とくぶん)生地」
・岡生地よりも1cm幅広の「特岡(とくおか)生地」
細かく言うともう少し違いはありますが大まかにはこんな感じです。
過去にオリジナル手ぬぐいを製作されたお客様のご感想の中には、「岡生地では薄くて安っぽく感じた」とか「文生地は肌触りがざらざらする」などの意見もありますが、「岡生地はきめ細かくてしっかりしていた」や「文生地は通気性が良くスポーツに最適」などの意見もあります。
人それぞれ感じ方が違いますし、プリント加工の場合は表面がパリっとするので厚みが出たりするので、デザインや加工方法で質感は大きく変わります。
ご注文が決まったお客様には弊社から色サンプルや生地サンプルを送付させていただくこともできますのでお気軽にお申し付け下さい。