今回は、タイトルの通り、顔料インクのシルクスクリーン印刷のオリジナル手ぬぐいを少ない枚数で製作する方法をご紹介します。
手ぬぐいをオリジナルで作る場合、まずデザインを決めますが、本染め(注染)で作るかプリントで作るかも大切な部分です。
本染め(注染)の手ぬぐいは手ぬぐい神野では20枚でも製作できますし、他社でも「50枚~製作できます」と謳っていいる所はよくあります。
しかし、顔料や染料プリントの手ぬぐいを30枚や50枚で製作できますと謳っている会社は私が知っている限りでは、ほとんど存在しません。
それでは顔料スクリーンプリントや染料ベタプリントの手ぬぐいをオリジナルで少ない枚数で作りたい場合はどうすればいいか。
これは、結論から言うと「100枚で製作依頼をする」しかありません。
どういう事かというと、
もちろん、少ない枚数で製作を受注してくれる会社を見つければOKですが、結局50枚で注文しても100枚製作時に近い金額の見積りが上がってくることがよくあります。
これは見積りの金額を見るとなぜこんなに高いんだろうと思ってしまいますが、意味もなく金額を上げているわけではありません。
プリント工場では大きなプリントの機械を数人で動かして作業しているため、20枚でも100枚でも同じぐらいの労力と手間、時間がかかってしまうため、10枚や20枚で安い金額で受注していると赤字になってしまうからです
手ぬぐいの製作会社に「プリントの手ぬぐいをオリジナルで50枚作りたい」と言うと「100枚~しか作りません」という回答をする会社がほとんどです。
ここで電話やメールでの話が終わってしまいます。
どうしてもプリントで小ロットで手ぬぐいを製作したい場合は、少し金額が高くなってしまいますが、100枚で注文します。
顔料スクリーンプリントのプリント範囲指定のある手ぬぐいの場合、100枚製作時、1枚あたり200円前後+型代で製作できます。ということは、50枚しか必要ない場合でも、型代+1枚あたりの単価は350円~400円程度かかる計算になりますが、製作はできますし、残りの50枚も人に配るなり販売するなり用途はあります。
強引ではありますが、99枚以下では作らないと断られてしまわずにプリント手ぬぐいをオリジナルで製作する方法です。
手ぬぐい神野を運営する神野織物ではお見積りもお問い合わせも無料です。
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