大昔からある手ぬぐい(一説には奈良時代から使用されているともされている)。
手ぬぐいは元々、主に汗や水を拭(ぬぐ)ったり、入浴時に体を洗ったりするための布で、使用後に乾きやすくするため、汚れが生地端にたまらず衛生的であるため、端を折り曲げて縫製せずに切りっぱなしになっているようです。
他にも、応急処置として包帯や鼻緒などに裂いて使用するためという理由から、両端をあえて縫製せずに切りっぱなしにされています。
これは、手ぬぐい神野の手ぬぐい生地に限ってではなく、一般的に「手ぬぐい」は切りっぱなしが標準という事です。
もちろん、オリジナル手ぬぐいに使用する晒生地は、岡生地も文生地も両端が切りっぱなしになっています。
両端が切りっぱなしだと、糸がほつれたり、ほどけたりしてしまうのが心配なところですが、これはある程度洗濯していると生地端から1cm程度でほつれが止まります。
そのため、少しずつ糸がほつれたり解けたりして手ぬぐいが極端に短くなってしまうことはありません。
どうしてもほつれが気になる場合や糸が出て汚いという方はハサミで切り落としてください。
この辺の感覚は人それぞれで、細かいほつれは手ぬぐい独特の”味”として捉える方と糸が出てカッコ悪いという方がいます。
切りっぱなしはイヤだという方は、有償ですが生地端の三巻縫製も承ります。
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