手ぬぐいと言えば、部屋に飾ったり、名前の通り手を拭うために使われたり剣道の面タオルに使われるのが一般的ですが、日本舞踊でも手ぬぐいは扇子同様欠かせない小道具のようです。
落語家の方が使われるのと同様に日本舞踊では、手ぬぐいを使って人や動物、景色など1枚で色々なものを表現します。
例えば、手ぬぐいの両端を左右の手で持って伸ばし、前後に動かして手ぬぐいを船の棹に見立てて使ったり、首前から左右の肩へ投げかけ、着流しの男役の粋な姿を表したりします。
きれいな柄が入った手ぬぐいは、手に持って踊るだけでも華やかですね。
日本舞踊で使う手ぬぐいサイズは、約35cm×約110cm~120cmが一般的で、通常の手ぬぐいより30cm程度長くなっています。
日本舞踊は、日本の伝統的なダンスである舞(まい)と踊(おどり)を合わせたもので、一般的には省力して「日舞」(にちぶ)や「邦舞」(ほうぶ)とも呼ばれているようです。
花柳流・藤間流・若柳流・西川流・坂東流など、日本舞踊には200を越える流派が存在するため、手ぬぐいには流派ごとのオリジナルデザインや既成のものに~流という流派名や人の名前を入れるのが一般的なようです。
手ぬぐい神野でも上記の流派のお客様からもご注文いただいております。
自分だけのオリジナル手ぬぐいに流派名を入れると日本舞踊が一層華やかに見えるのではないでしょうか。
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