FROM 辻良岳
吹田の事務所より、、、
目次
あなたのデザインには危険があります。
が、時間がないのであまり内容を整理して書くことが出来ません。
本当はテンプレートを用いて、動画で説明したいくらい重要なのですが、今日はスピード重視です。
分かりにくいこともあると思いますが、「読みやすさ」より、
「内容」に注目して読んでください。
きっと、あなたは勉強熱心で、手ぬぐい神野でお伝えしていることや、
この「手ぬぐい制作の知識」ブログのバックナンバーも読まれていることでしょう。
これらも大事なことです。あなたがデザインされる際に、参考になることでしょう。
ただし、それだけで、「本染め」で問題なく染めることが出来れば。。。
このブログを読んでいるあなたはきっと
「柄が欠けようが関係ない」
「文字なんかどうでもいい」
「所詮、記念品だよ」
ということは絶対にないでしょう。
きっと、きちんと、もらった人に喜んでもらえることに、
価値を持っているのではないでしょうか?
であるならば、、、
あなたが提供したいのが「喜んでもらえる」ことであるならば、
重要な「柄」は欠けさせてはいけませんよね。
大切な仲間の名前を入れたのに、名前の最後1文字が欠けてしまった。
とか、、、
月を見上げているウサギのほとんどが欠けてしまって、
そもそも何か分からなくなってしまっている。。。
といったものでは、折角のデザインが台無しです。
ではどうすればいいのか?
1つの処方箋を紹介しましょう。
・大切な柄は、生地端の天地左右から2㎝は内側に。
つまり、欠けてはいけない柄(名前etc…)は、
生地の端には配置しないようにしてください。
例えば 本染め手ぬぐい 岡生地90㎝(35㎝×90㎝)に対して、
31㎝×86㎝以内に、欠けてはいけない柄は配置するようにしてください。
本染め手ぬぐいは、生地がつながった状態で染め、洗ったり干したりするので、
生地が伸縮します。そのあと整理して、手でカットしていくのですが、
生地の伸縮や、カットの誤差が原因で、1cm前後のズレが生じてしまいます。
また、生地端の天地には、「ミミ」とよばれる染まりにくい箇所があります。
そこに大切な柄が載ると、滲んだりして綺麗な柄にはなりにくいのです。
それらを防ぐには、余裕をみて、大切な柄は2cmは内側に配置してください。
ギリギリに配置する柄は、欠けるのが当然だと考えてください。
そして、失敗しないように、デザインのことは問合せをしましょう。
やりとりのすることで、喜んでもらえる手ぬぐいにしましょう。
手ぬぐい神野 辻 良岳
PS
本染め手ぬぐいのデザインテンプレートなら、こちらにあるもを
活用してください。
↓
https://www.kanno-tenugui.com/data.html
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