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生地が硬くならないようにプリント手ぬぐいを作るには~染料プリント手ぬぐいという方法~

生地が硬くならないようにプリント手ぬぐいを作るには~染料プリント手ぬぐいという方法~


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FROM 手ぬぐい神野 辻良岳
吹田の事務所より、、、

 

「やっぱり、硬いですねプリントの手ぬぐいは。」

2日前に、実績サンプルとしてプリント手ぬぐいを

受取ったお客様からの感想。

確かに、プリント手ぬぐいは、印刷部分が硬くなりがち。

というのも、プリントの手ぬぐいは、通常、顔料を使用していて、

生地に載せるにはバインダー(糊のようなもの)を

混ぜる必要があり、そのバインダーが印刷部分を硬くする一つの原因です。

※顔料インクが原因の場合もあります。

特に、濃い色は、堅牢度(摩擦等に対しての落ち具合)が低く、

バインダーを多く使用する場合が多いです。

それでは、あなたが、プリント部分も、柔らかい手ぬぐいを

オリジナルで作りたい場合、どの様にすればよいのでしょうか。

 

1:濃色ではなく、淡色でプリントする。

濃色は、バインダーが多くなる場合が多いので、

バインダーが少なくてすむ淡色にする。

ただ、濃色よりも柔らかいのですが、染めよりは硬く仕上がる。

2:印刷面積を少なくする。
「手ぬぐいギャラリー」の左端の上から2番目にあるデザインのように、

濃い色ですが、印刷面積が小さく、白場の面積が大きいと、

印刷部分の硬さが感じにくくなります。

 

これらのように、デザインを変えることで、硬くなりにくいようにする方法があります。

ただ、デザインを変えてでも、生地の柔らかさにこだわることは、

あなたにとって最良の選択でしょうか?

 

「デザインは変えたくないし、印刷部分の柔らかさも欲しい。」

それには、染料プリントという方法があります。

 

染料プリントの良さとしては、

・印刷箇所も柔らかい

染料プリントは、バインダーは必要なく、印刷部分が硬くなりません。

さらに、蒸しと洗いという工程が入るため、風合いとしてはさらに柔らかいものに仕上がります。

・本染めと違い、異なる色と色が接していもプリント可能

本染めは、例えば、青色の上に、赤の柄を載せると色が混ざり変色してしまいますが、

染料プリントの場合、接している部分は少し変色するものの、見た目には問題なく仕上がります。

・印刷部分の吸水性がほとんど落ちない。

顔料プリントの場合、印刷部分の吸水性が低下しがちなのですが、染料プリントは、

吸水性はほとんど落ちることがありません。

 

デザイン性と 生地の柔らかさや吸水性の機能性も、重視されるなら、

染料プリントで、一度検討されるのもひとつかもしれません。

 

手ぬぐい製作が初めての方は、メールだけのやり取りではなく、

一度フリーダイヤルまでお電話(0120-93-0075)いただくことをおすすめします。

手ぬぐい神野では、押し売りや勧誘のような営業は一切致しませんのでお気軽にお問い合わせ下さい。

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