世界193か国が加盟する国連において「地球環境」、「経済」、「人」がそれぞれ、お互いに良い影響を与えながら発展していく社会(持続可能な社会)を目指す目標のことです。
持続可能な社会を実現するために、具体的に必要な取り組みを17個に分けて、それぞれに取り組んでいくことが求められています。
いま、社会では温室効果ガスを原因とする温暖化や、それに伴う異常気象。プラスチックゴミの投棄による海洋汚染といった環境問題に加え、世界では6人に1人の子供たちが極度に貧しい生活を送っているなど、多くの問題に直面しています。
神野織物では、製造業の一企業としてこういった社会的問題に取り組む責任があると考えています。
たとえば製造販売という過程において、昔のように大量生産・大量消費を繰り返していては、地球環境に対して大きな負荷がかかります。
一部からは「そもそも物をつくらなければよい」という声もありますが、それでは経済の停滞や雇用が生み出せなくなるといった別の問題が発生します。
そこで私たちはSDGsの実現を目指すのがベストだと考えました。
神野織物はSDGsの17個の目標のうち6個に向けて取り組みを行っています。
1.貧困をなくそう
国内の貧困状態にある子供たちに支援
「残り糸削減プロジェクト」で得た資金のうち、3%を「子供の未来応援基金」を通して国内の貧困状態にある子供たちに寄付を行います。
8.働きがいも経済成長も
タオルや手ぬぐいなど、商品の加工を就労支援施設に依頼
手ぬぐいや、タオルのたたみ加工、熨斗巻きなどの工程を就労支援施設の方々に依頼しております。
アルバイトを使わず就労支援施設にお願いするのは、身体や心にハンディを持っている方でも社会で活躍の場を提供できると考えているからです。
12.つくる責任つかう責任
残り糸削減プロジェクト
タオルを生産する際に、余ってしまった糸(残糸)を再利用したミニバスタオル「nokori-ito」をつくりました。
包装には通常のOPP袋ではなく、古紙を100%リサイクルしたクラフト紙を採用。
余った糸をリサイクルすることで、ゴミを減らし環境に貢献しております。
nokori-itoについてはコチラ
https://camp-fire.jp/projects/view/372036
17.パートナーシップで目標を達成しよう
今治の工場や、就労支援施設と連携した取り組み
今治の工場や就労支援施設と連携して、SDGsに取り組んでいます。
1社だけでは難しいことでも、多くの工場や就労支援施設と協力し合うことで、実現できることもあるためです。